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<title>銀幕に空いた無数の</title>
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<description>穴の向こうにはスピーカーがあるんだよ。
どうでもいいこと＆ときどき映画レビュー（感想）を書き連ねていきたいブログ</description>
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<title>【レビュー】アヒルと鴨のコインロッカー</title>
<description> ★★★★★★★☆☆☆（7/10）公式サイト 以前レビューを書いた「主人公は僕だった」の予告編は、肝心な部分までネタばらしをしてしまい、本編の面白さをスポイルするという悪い見本だったが、本作は見た人のミスリードを誘うような内容でありながら、本編への興味を惹かせるという、良い予告編の見本といえる。“日本語が話せないブータン人のために、本屋を襲って広辞苑を盗む”という、一見してコメディ映画のような内容。「そんなネタでど
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<![CDATA[ ★★★★★★★☆☆☆（7/10）<br /><a href="http://www.ahiru-kamo.jp/" target="_blank">公式サイト</a> <br /><br />以前レビューを書いた「主人公は僕だった」の予告編は、肝心な部分までネタばらしをしてしまい、本編の面白さをスポイルするという悪い見本だったが、本作は見た人のミスリードを誘うような内容でありながら、本編への興味を惹かせるという、良い予告編の見本といえる。<br /><br />“日本語が話せないブータン人のために、本屋を襲って広辞苑を盗む”という、一見してコメディ映画のような内容。「そんなネタでどうやって2時間持たすの？」という疑問を持ちつつ劇場へ足を運べば、それは単なるさわりに過ぎず、話は予告編からは想像できない、あらぬ方向へと進展する。さらに中盤でのどんでん返しもあり鑑賞後はかなりお腹いっぱい。<br /><br />作品全体がかなり手の込んだ構成とトリックでできているが、演じる瑛太をはじめとしたキャスティングが見事にはまっており、物語に説得力を持たせている。ある意味「ブータン人」がキーパーソンになっているのだが、ここのキャスティングを間違えば、おそらく話全体が不自然なものになり、作品を台無しにしていただろうと思われる。<br /><br />本屋襲撃から始まるストーリーは中盤にさしかかる辺りで謎を残したまま急にトーンを変え、後半はミステリーで言うところの「謎解き」パートとなる。この謎解きの方法が、前半で語られたエピソードを、登場人物が微妙に変えて（というか微妙にスライドして）再現するという手法で、非常に巧妙。前半でのちょっと笑えるシーンや疑問に思うシーンが実は伏線であったという手の込み方には唸る。冒頭の本屋襲撃直前のシーンですら、予告編から見ている人まで騙すという見事なトリックなのであった。<br /><br />中盤で話を巻き戻し、違う見せ方でリピートするという手法は、オドレイ・トトゥの「愛してる、愛してない」が記憶にある。あちらは二人の登場人物が1つの出来事をどう捉えるかという心理面のギャップを描いていたのに対して、本作は登場人物を変えて1つの出来事をセリフまで同じく再現するかたちで、似て非なりというかアプローチの仕方が違うのだが、客の意表をつくという点ではどちらも面白い。<br />本作が気に入った人は「愛してる～」もオススメ。<br /><br />終盤のあまりに非現実的な演出はちょっといただけないのだが、話の構成自体は非常に面白く、良質な作品であることは間違いない。ミステリー的な要素が強いため、自分含め、原作を読んでいない人の方が楽しめるはず。 ]]>
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<dc:subject>映画レビュー【あ】</dc:subject>
<dc:date>2007-08-16T02:09:01+09:00</dc:date>
<dc:creator>しゅん</dc:creator>
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<title>【レビュー】ボルベール＜帰郷＞</title>
<description> ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）公式サイト「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥー・ハー」に続く、ペドロ・アルモドバルの女性讃歌3部作最終章と銘打たれた本作。あくまで“女性”の視点から、女性の生き方を描いている。主人公（ペネロペ・クルス）の死んだはずの母親が、ある日突然現れる話父親にレイプされかけた主人公の娘が、父親を殺してしまう話この2つがメインのエピソードとなって、殺人の隠蔽、末期ガンの女性など、「死
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<![CDATA[ ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）<br /><a href="http://volver.gyao.jp/" target="_blank">公式サイト</a><br /><br />「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥー・ハー」に続く、ペドロ・アルモドバルの女性讃歌3部作最終章と銘打たれた本作。あくまで“女性”の視点から、女性の生き方を描いている。<br /><br />主人公（ペネロペ・クルス）の死んだはずの母親が、ある日突然現れる話<br />父親にレイプされかけた主人公の娘が、父親を殺してしまう話<br />この2つがメインのエピソードとなって、殺人の隠蔽、末期ガンの女性など、「死」と結びつく背景をもった女性たちが登場し、それによって「生きる」というメッセージを強調している。<br />出てくるのは基本的にあまり幸せではない女性ばかりなのだが、スペインの片田舎の情緒的な風景の描写など、それをあまり感じさせない演出で、話のベクトルを陰鬱な方向へ持っていかせない。<br /><br />主人公母子の年齢が結構近いな、と思っていたら、その設定が終盤に明かされる秘密の伏線であったり、末期ガンの女性が行方不明の母親を探すエピソードも最終的に本筋に絡んできたりと、一見バラバラに見えるエピソードを１つの話の流れにまとめる脚本はなかなか。<br /><br />惜しむらくは、それぞれのエピソードが十分強烈なのだが、それらを並べることによって幾分インパクトが薄れてしまっている点。それから、終盤のすべてのエピソードが1つに収束していく過程が全部セリフで説明されてしまっている点。ネタバレは書かないが、最後のエピソードに至るまでの展開も（勘のいい人は別として）それといった予兆もなく、暗示的な回想シーンなどを入れることによってもっとドラマチックになったのではないかと言う印象もある。まぁサスペンス映画ではないので、そういったカタルシスを求めるのが間違いなのかもしれないが。<br /><br />また、「生きる」というメッセージを強調するあまり、対極にある「死」が軽めに扱われている感もある。女性目線の作品なので仕方がない部分もあるが、作中では「男＝悪」という位置づけが強く、「死」のパートはすべて男に押し付けて片付けてしまうという描き方には賛同しかねる。<br /><br />女性が見ればまた感想も変わってくるんだろうが、状況を描くのに時間を割いて、深く掘り下げた心理描写があまりみられなかったのが残念。日本人というとこを差し引いても、そいういう描写は邦画の方が好きだなぁ。 ]]>
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<dc:subject>映画レビュー【は】</dc:subject>
<dc:date>2007-07-21T01:28:46+09:00</dc:date>
<dc:creator>しゅん</dc:creator>
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<title>【レビュー】シュレック3</title>
<description> ★★★★☆☆☆☆☆☆（4/10）公式サイト 「シュレック」シリーズを製作しているドリームワークスのアニメ部門最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグは、元ディズニーのやり手プロデューサーである。低迷していたディズニー・アニメを「美女と野獣」「ライオン・キング」などの大ヒットで再興した立役者であるが、当時のCEOマイケル・アイズナーと対立してディズニーを追放される。この辺の話は（企業としての）ディズニー関連本や、ステ
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<![CDATA[ ★★★★☆☆☆☆☆☆（4/10）<br /><a href="http://www.shrek3.jp/site/index.html" target="_blank">公式サイト</a> <br /><br />「シュレック」シリーズを製作しているドリームワークスのアニメ部門最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグは、元ディズニーのやり手プロデューサーである。低迷していたディズニー・アニメを「美女と野獣」「ライオン・キング」などの大ヒットで再興した立役者であるが、当時のCEOマイケル・アイズナーと対立してディズニーを追放される。<br />この辺の話は（企業としての）ディズニー関連本や、スティーブ・ジョブズ（アップルCEO）関連本を読めば出ていると思う。<br /><br />そういった絡みもあって、カッツェンバーグがスピルバーグと共に設立したドリームワークスのアニメは、ピクサーの「バグズ・ライフ」に敢えて同じ“蟻モノ”の「アンツ」をぶつけてくるなど、ディズニー映画に対する敵対心が見えていたが、「シュレック」第1作ではディズニーが得意とするおとぎ話や童話の世界をおちょくり、ディズニーアニメの普遍的なテーマである「子供が楽しめる」作品に対して、どぎついブラックジョークを連発するなど、「アンチ・ディズニー」を全面的に押し出した作品であった。<br /><br />これが大受けして、「ディズニーのための賞」と言われたアカデミー賞の初代長編アニメ部門賞を受賞する。2作目でもその勢いは衰えず、アニメ部門で歴代1位の興行収入を記録している。アンチ・ディズニーと、アニメらしからぬブラックユーモアこそが「シュレック」の見所であった。<br /><br />前置きが長くなったが、この3作目はどうかというと、これらの「シュレックらしさ」は完全に死んでしまっている。<br /><br />おとぎ話や従来のファンタジー映画の典型のような話をベースとしながらも、そこに絶妙なスパイスを効かせていたストーリーは鳴りを潜め、シュレックが王位を継ぎたくないために身代わりをさがして押し付けようという身勝手さと、父親になる心の準備が出来ずにうろたえる、というえらく現実的でせせこましいものになってしまった。<br /><br />ストーリーのベクトルがものすごく後ろ向きなため、シュレックをはじめとした登場人物に感情移入し切れず、ギャグも笑えない。もっともギャグ自体も前作までに比べて明らかにキレがなくなって、スベりまくっている印象も否めない。<br /><br />今作の目玉かと思っていた「ベイビーシュレック」も、活躍の場はほとんどなし。3で顔見せしておいて、すでに製作が発表されている4へ引っ張ろうという魂胆なのだろうか。<br /><br />毒がなくなったシュレックはもはやただのCGアニメ。CGの技術はたしかにトップレベルであるが、レベルが上がれば上がるほど、アニメチックなキャラクターと人間のキャラクターとのギャップが大きくなっていき、違和感を感じるようになる。毎回きちんと世界観を作り上げた作品を生み出すピクサーの方が、アニメというジャンルでCGを効果的に使っている。<br /><br />大ヒットシリーズとはいえ、同じキャラクターで「らしさ」を保ったまま作品を作り続けていくのはやはり難しい。うわさでは5作完結などと言われているが、今作でとんでもなく下がってしまったクオリティを次作で取り戻すことが出来るかはかなり微妙だ。<br />きっと次は「子育て編」だし・・・。 ]]>
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<dc:subject>映画レビュー【さ】</dc:subject>
<dc:date>2007-07-14T04:26:36+09:00</dc:date>
<dc:creator>しゅん</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>【レビュー】ダイ・ハード4.0</title>
<description> ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）公式サイトご存知ブルース・ウィリスの出世作アクションシリーズ第4作は、前作から気がつけば12年ぶりだそうで。マクレーン刑事、52歳という決して若くない身体で頑張っております。ちなみに、公開前にアメリカのとある掲示板で、ブルース・ウィリス本人が降臨して大騒ぎになるという出来事が起こっており（こちらの記事参照）、その中で本人が述べている「ダイ・ハードらしさ」の定義とは以下の通りだそうだ。1
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<![CDATA[ ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）<br /><a href="http://movies.foxjapan.com/diehard4/" target="_blank">公式サイト</a><br /><br />ご存知ブルース・ウィリスの出世作アクションシリーズ第4作は、前作から気がつけば12年ぶりだそうで。マクレーン刑事、52歳という決して若くない身体で頑張っております。<br /><br />ちなみに、公開前にアメリカのとある掲示板で、ブルース・ウィリス本人が降臨して大騒ぎになるという出来事が起こっており（<a href="http://japanese.engadget.com/2007/05/13/bruce-willis-ichat-live-free-or-die-hard/" target="_blank">こちらの記事参照</a>）、その中で本人が述べている「ダイ・ハードらしさ」の定義とは以下の通りだそうだ。<br /><br />1.平凡な男が非凡な状況に直面する。<br />2.マクレーンは家族を愛し、国を愛する。身を守る術がない人々を犠牲にする輩を憎む。<br />　権威をひどく嫌っている。<br />3.誰もマクレーンを止められない。<br />4.最初から最後まで目が離せないストーリー。<br />5.最後に、22年も続いているシリーズの奇妙さ。<br /><br />今回の敵は、やはりテロリストなのではあるが、テロはテロでも、政府を情報機関ハッキングする「サイバーテロ」である（ダイ・ハード"4.0"とはまたベタなネーミング）。国家転覆を企むサイバーテロリスト対アナログオヤジ、思春期の娘に毛嫌いされる平凡なオヤジ。<br /><br />そのサイバーテロに、図らずも参画してしまったハッカー少年を確保・連行するという、何でもない任務のはずだったが、例によって巨大な事件に巻き込まれていく。この辺はウィリス本人の定義の「1」と合致するのではあるが。<br /><br />2～4はまあ置いておいて、今回はちょっと雰囲気が違う。<br />いきなり事件に巻き込まれたマクレーン刑事が、<br />「何で俺がこんな目に」と自分の「世界一ツイてない男」っぷりに恨み節を垂れながら、<br />数々の危機を命からがら乗り切る<br />という「フツーのオッサンが奮闘する」姿がシリーズの流れであったなら、今回はフツーのオッサンどころかスーパーヒーローと化している。<br /><br />とりあえず自分の不幸を呪いながらも、恐ろしいまでの落ち着きぶり。予告編でおなじみのヘリをタクシーで撃墜するシーンしかり、どんな危機的状況も難なくクリアしてしまう印象がある。今作のマクレーンはまるで負ける気がしない。まるでスティーブン・セガールの映画を観ているようだ。<br />劇中では英雄的行為について「他にやる人間がいないからやっている。代わりがいたらすぐに譲りたいよ」的なことを言っているが、その悟りっぷりといい、すでにヒーローの風格を漂わせている。<br /><br />タクシーでヘリを落としたり、トレーラーで戦闘機と戦ったりというド派手なアクションは、テンション・迫力とも最大級と言ってもいいほどのスケールではあるものの、マクレーンの行動があまりに超人的すぎてあまり緊張感がない。あまつさえ敵はオタクの最高峰みたいな人間なので、「痛み」を感じる生身のアクションも少ない。<br /><br />アクション自体はこれこそお手本というようなレベルで、それが最初から最後までテンポよく続くため、（単純で突っ込みどころ満載なシナリオを無視すれば）良質のアクション大作として楽しむことはできるだろうが、フツーのオッサンが必死に戦う「ダイ・ハード」を観に来た人にとっては、それだけでは物足りないのではないだろうか。<br /><br /><br />余談：<br />あれだけ銃撃されておいて一発も当たらないのに「世界一ツイてない男」を名乗っちゃいかんと思う。 ]]>
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<dc:subject>映画レビュー【た】</dc:subject>
<dc:date>2007-07-11T02:18:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>しゅん</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>【レビュー】ザ・シューター　極大射程</title>
<description> ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）公式サイト 政府の陰謀に巻き込まれる、凄腕の狙撃手（シューター）をマーク・ウォルバーグが演じるアクション作品。原作は「このミステリーがすごい！（このミス）」の2000年海外部門で第1位を獲った作品なのだそうだが、序盤に謎を提示して、それを徐々に明らかにしていくというサスペンス調のプロットではあるものの、ストーリー展開や演出面は完全にハリウッドのアクション映画と化している。狙撃手といえば
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<![CDATA[ ★★★★★★☆☆☆☆（6/10）<br /><a href="http://www.shooter-movie.jp/" target="_blank">公式サイト</a> <br /><br />政府の陰謀に巻き込まれる、凄腕の狙撃手（シューター）をマーク・ウォルバーグが演じるアクション作品。<br /><br />原作は「このミステリーがすごい！（このミス）」の2000年海外部門で第1位を獲った作品なのだそうだが、序盤に謎を提示して、それを徐々に明らかにしていくというサスペンス調のプロットではあるものの、ストーリー展開や演出面は完全にハリウッドのアクション映画と化している。<br /><br />狙撃手といえば、1マイルも離れた物陰からターゲットを射撃する、「一発」の緊張感のようなものを想像する。が、さすがに2時間それで持たすのは厳しいと考えたのか、狙撃手であるにもかかわらず見事な素手での格闘を披露したり、中盤のクライマックスでは弾幕の中を駆け回ったりする。<br />それはそれで、爽快なアクションシーンとしてそれなりにレベルが高くて良いのだが。<br /><br />おそらく原作の流れを汲んでいるであろう、緻密な設定、例えば導入部でスポッター（観測手）が距離や風速などを的確に読みシューターが撃つといった役割分担、日用品を組み合わせて爆弾やトラップを作ってしまう様子など、「プロフェッショナル」を感じさせるような演出も多々あるのだが、個人的にはそういった部分での面白さをもっと味わいたかった。<br /><br />アクション色が強い作品として映画化するにあたって、ストーリーをシンプルにしすぎた面もやや見られる。相棒となるFBIの新米くんもいまいちキャラが立っておらず、ヘタレキャラとして登場するわりに、ちょっと練習しただけでプロ顔負けの狙撃の腕前に。その新米くんを何かと手助けしていた女性の同僚も、重要な役回りかと思わせておいて途中からすっかりどこかに行ってしまった。というように、本筋に絡むのか絡まないのか良くわからないキャラや展開が目だってしまう。<br /><br />狙撃のシーンはさすがに緊迫感があり、マーク・ウォルバーグもカッコいいアクションを見せてくれてはいるのだが、スナイパーを主役にした映画であれば、「ボーン・アイデンティティ」のような“これぞプロフェッショナル”というところを存分に描いてほしかったところ。コテコテの戦闘アクションを撮りたいなら、これが原作ではなくてもいいんだから。 ]]>
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<dc:subject>映画レビュー【さ】</dc:subject>
<dc:date>2007-07-05T00:24:20+09:00</dc:date>
<dc:creator>しゅん</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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